今から始めます

脈絡はないかもしれない

夢の中のエレベーター

お久しぶりになってしまいました。

私生活がバタバタしており、やっと落ち着いてきたのでぼちぼち再開していきたいと思います。

今日は夢の話。

ラジオとかで、夢の話はつまらないとよく言いますが、まあお時間ある人は聞いてくださいな。

 

まず私の夢見についてですが、すこぶる悪いです。物心ついた頃にはしょっちゅううなされる悪夢マスターでした。(夢の内容でホラゲー作れるよと色んな人に言われた)

幼い頃の悪夢の内容はもちろん年相応というか、戦隊モノの雑魚キャラ(ショッ○ー的な)が家の庭から入ってくる、怪獣が家の周りで歩いている、等でしたが地味に怖い。日常生活と混ぜないでほしい。

 

悪夢マスターとして着々と経験をつんでいく私。気付けば、ほぼ毎回同じ所に行くようになります。知ってるようで知らない街です。

余談ですが前にTwitterで、よく夢でみる街の地図を書いたところ、リプライにより全く知らない場所と一致したというのを見たことがあります。興味深い。

そして私はいつも同じ場所でうなされ、飛び起きることになります。

それは、その街の中にあるエレベーターです。

エレベーターに乗ると、高確率で落ちるのです。上昇してから落ちることもあれば、存在しない地下に落ち続けることもあります。

起きたあとちょっと笑ってしまったのは急上昇したと思ったら、そのまま箱ごと屋上を突き抜け飛んでいったこと。(見てる当時はめっちゃ怖いけど、起きて冷静になると笑える夢ってあるよね)

某テーマパークにそんなアトラクションができた時には震え上がりました。今でも近づきません。そんな体験は夢で十分。

 

怯えに怯える悪夢生活を送る私でしたが、そんな日々にもまた変化が。

なんとなく自分の意志で動けるようになった。

明晰夢という言葉を知ったとき、びっくりしました。私がやってたことじゃないかああ。と。ハイハイ、中二病。と思われそうなので普段は言いません。

夢の中ではどのエレベーターも危ないのですが、一際危ないエレベーターがあったのです。それは、なんか百貨店の豪華なやつ。エレベーターガールとか乗ってそうなやつ。

友達が行こう行こうと手を引っ張っていても、「私は階段で行くからみんなは乗って!」と言えるようになりました。

目的地が17階とかでも私は階段で行く。エスカレーターも使うときはあるが、それも急に早くなったりするので階段が確実なのである。

ただ、失敗も多かった。

友達に言いくるめられて乗ったり、今日は行けるだろう!と自ら乗ってみたり……。

ちなみに乗ってる間は私は手すりをがっちり掴んでおり、浮遊感を感じたらしゃがむことで落ちる感覚が軽減されていました。(何してんだろ)

リアルでやったら変な人ですよね。でも夢だって分かっているので私は堂々と一人で階段を使うし、エレベーター内では怯えます(笑)

※そのうちリアルでやり始めたら、ついに夢と現実の区別がつかなくなってるので然るべき場所に連れて行ってください。

 

なぜそんな話を、というと、これを書いている今日もエレベーターの夢を見たから。

今日は低い階まではみんなと乗って、途中から階段で追いつこうと思ったのです。

結果として、乗るときに急に怖くなり、やっぱり階段で行く!と諦めてしまいました。

その後、自分がいたところも実はエレベーターで、慌てましたが、エレベーターボーイ?みたいな方が、こちらは落ちませんのでご安心ください的なことを言い、元いた場所より少し下の階に降ろされてしまいました。

…ん?こちらは、って言った?じゃあ向こうは落ちてたのか…?

乗らなくてよかった!!!!

その後エスカレーターで向かって、その先でまた別の話でうなされるのですがそれは割愛します。

 

でも起きてみて少し思ったのです。

これは、私の自信のなさから来てるのではないだろうか。

いつもエレベーターは誰かしらと乗っている。

一緒にいるみんなは乗れるけど私は乗れない。

乗ったら楽なのに一人で必死で階段を登る。(たまについてきてくれる時もある)

もしかしてこれは、落ちない、と自信を持って乗ったら落ちないのかもしれない。

落ちるかもしれない、と思っているが落としているのは自分自身なのかも、と。

 

それでも私は、きっとこれからもあの夢の中のエレベーターに乗るのをためらうと思う。それは夢だから。

だけど夢の中で普通に乗れるようになったとき、もしかしたら現実の私にも自信がついているのかもしれない。

 

散々エレベーターは落ちたのに、

なんのオチもない話でしたが今日はここまで。

また次回。